2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この国のかたち

連合艦隊が崩壊し、全国の都市という都市が空爆によって灰燼に帰し、国内外で300万人が死んでも戦争を止められなかった国。まともに実施できないことが決定しているのに「オリンピック」を止められない国。「この国のかたち」というのは、たかだか数十年では…

不機嫌な人とは

不機嫌な人とは関わらない。怒っている人とは議論はしない。不機嫌が感染するし、意味のある議論にならないから。「逃げた」と見なされようが、「黙っているということは承諾したんだな」と受け取られようが。たとえ明らかに自分に理があっても。

遺された言葉

もしブッダが現世で永遠の命を得て、いまだに箴言を吐き続けていたら、仏教の教理はここまでの深みを得ることはできなかっただろう。 ブッダが世を去り、永遠に生身の謦咳に接することができなくなったからこそ、その言葉を後世に残すべく仏典結集が始まり、…

何が目的のオリンピックだったのか

たとえ待ちに待ったお花見の予定があってもその日に台風が直撃することが確実になったら、早々に中止を決めて準備をすべて止め、予約類をすべてキャンセルするのが損害を極小化するための理性的な対応だと思うが・・。 すでに中国と韓国の選手は日本国内に入…

主従関係と蜜月関係

人間の心の中には、「絶対に人に譲ることができない核心」があり、その周りを「人に譲ることができる緩衝材」が取り巻いている。ある意味、野球の硬式ボールのような構造になっている。 人と人が接近していく初期段階は、その緩衝材地帯での触れ合いでおさま…

被害者と犠牲者

見かけは同じ「大義に殉じた」歴史事例でも、特攻隊と赤穂浪士では質が違う。特攻隊は戦争の被害者だが、赤穂浪士は武士道の「犠牲者」である。犠牲者は美化しうる存在だが、被害者は悼むべきもので、美化してはならず、美化してはさらなる「被害者」を再生…

「オリンピック中止」による損害の非対称性

どだい開催は無理な状況になっているのだから、はやく中止を決めて傷口を塞がないと、その災いは、後世、最大の「後手後手」と評されることになってしまう。 開催中止の実害は、オリンピック賛成派も反対派も等しく被ることになる。原発事故と同じ構図だか、…

京都・鴨川

鴨川

南禅寺三門眺望

南禅寺三門 劇中で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と叫んだ京都・南禅寺三門(山門)からの眺め。いろいろ不出来なところがあるが、せっかく描いたのでアップする。 剣道でも、絵画でも同じことだが、自分はもうひとつ、外界の現象を深く見抜くことが…