肖像画

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 絵は大きい絵より、小さい絵の方がごまかしがきかない。特にデッサンの狂いは、小さい絵の方がてきめんに判る。これは、大きな絵を制作時には、時々下がって眺めることが必要なことにつながる。

 一見うまく仕上がった絵でも、縮小して表示すると、とたんに粗や狂いが露わになる。だから、大きな絵を縮小するよりも、小さな絵を拡大して提示したほうがいい。この絵も、作業時の原寸大では気づかなかった狂いが、縮小すると滲み出てきて、少しがっかりした。