絵は大きい絵より、小さい絵の方がごまかしがきかない。特にデッサンの狂いは、小さい絵の方がてきめんに判る。これは、大きな絵を制作時には、時々下がって眺めることが必要なことにつながる。 一見うまく仕上がった絵でも、縮小して表示すると、とたんに粗…
村上春樹の「騎士団長殺し」の主人公は肖像画家だが、この人がタレる絵画のうんちくがものすごく面白い。村上春樹は絵画にも通暁していることがよくわかる。ストーリーや登場人物はおなじみのパターンだが、あの小説は一種の教養小説でもある。一度読んだ小…
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