2016-02-27から1日間の記事一覧

すぐにでもできることはある

アクセルとブレーキを踏み間違える事故は、両方を右足で操作させることに原因の過半がある。これは左足でクラッチ操作をしていた時の名残だが、ほとんどのクルマがオートマになっている今、両方を右足でさせる意味は殆どないと思う。自動ブレーキ性能の向上…

「受験票に答えがあった」事件から試験の公平性を考える。

まずは事件の顛末から。 ============================= 山口大学が実施した一般入試の国語の設問で、受験票を見れば答えがわかってしまうものがあり、同大はこの設問について受験生全員を正解扱いにすることを決めた。設問は…

学校プール水ダダ漏れ事件で「組織と個人」を考える

まずは、事件の顛末。=========================== 千葉市中央区の市立小学校が昨年夏、プールの給水口の栓を閉め忘れ、水を大量に流失させるミスを起こした問題で、市教委は22日、県水道局から請求された水道料金約438万円を該…

地獄の業火と慈悲の灯火

夏目漱石の「心」に出てくる「先生」が先生であるゆえんは、悩みを克服したのではなく、現在進行形で苦悩していた人だというところにある。おそらく実在のブッダも、伝説のような解脱した人ではなく、今まさに悩んでいる人であり、だからこそ身分の上下を問…