足立源一郎「北穂高岳南峰」

 新聞に掲載されていた、山岳画家、足立源一郎の作品をスキャンしたもの。

この画家は、実際に登山し、現地で描くことに強いこだわりがあったという。彼によると、山にも男性と女性があり、男性は男性らしく、女性は女性らしく描くのだという。「男」を描くのか、「女」を描くのか判然としないまま人物画は描けないように、山においても、その判別意識は描く前提になる、ということらしい。

立派な絵だ。すごいものである。