岸信介「晋三への霊言」

最近、スピリチュアルに目覚めたらしく、様々な方の霊言が聞こえるようになりました。今日は故岸信介氏のお孫さんあての霊言をいくつか傍受しましたので、ここにリークします。


「晋三、靖国神社参拝や普天間基地移設問題でこじれた対米関係をなんとかしようとして可愛いお前が打ち出した決死のお追従が「集団的自衛権」すなわち「アメリカ様の戦争に協力する義務」だということを、わしはよおく理解しているぞ。これでなんとか先様のご機嫌をとることができた。素晴らしい成果だ。それをあーだこーだ言っているバカは相手にせんでよろしい」

「晋三、靖国神社参拝や従軍慰安婦問題で関係が悪化した中国と韓国が仲良くなってしまった以上、日本が東アジアで孤立しないためには、たとえ何度も騙されようとも、たとえアメリカ様のご不興を買おうとも、北朝鮮と仲良くするしかない。お前の外交センスはまっこと素晴らしい。祖父として誇りに思うぞ」

「晋三、人間は万物の霊長だ。その人間社会の頂点に君臨するのが政治家だ。その政治家がたんなる文字の連なりに過ぎない法律をどう解釈しようとなんの不都合もない。いうやつはいわせておけばいい。法治国家とか三権分立とか立憲制とか、いずれも空想家が弄する幼稚な建前に過ぎない。政治家とは常に現実を直視するものだ」

「晋三、マスコミを制御する方法を教えてやろう。個人に狙いをつけるんだ。組織を攻めるのではなく、反政府的な報道している個人に狙いをつけて、人事やプライバシーを揺さぶるんだ。それが見せしめになって、いずれ組織まるごとこちらの言うことをきくようになるだろう」

「晋三、毎度おなじみの左翼の戯言など『そんなつもりは毛頭ございません』の一言で黙らせることはできるが、憲法違反を裁判で争ったときにお前には到底勝ち目が無いことだけは自覚しておいたほうがいい。そのためには司法への手回しをぬかりなくしておくことが重要だぞ。まずは最高裁の人事から手をつけるがよいだろう」

「晋三、今後自衛隊に死者が出て、自衛官のなり手がなくなるような報道もあるが、そんなことは心配しなくていいぞ。その時ために小泉は日本に貧困層を作っておいたんだ。貧乏人どものうすっぺらな愛国心を突っついて、頬を札束で撫でれば、兵隊なんぞいくらでも集まってくるもんだ」

「晋三、次の総選挙で政権を失わない方法を教えてやろう。憲法45条の解釈を変更して衆議院の任期を無制限にすればいい。もしそれが出来なくても、選挙結果の解釈を変更して負けても勝ったことにすればいいんだ。どうだ、かんたんなことだろう」

「晋三、ここまで来たらなんでもお前の思うとおりにすればいい。自分の生きたいように生きる。人生ではそれが一番大切だ。なあに、失敗したら僕ちゃんお腹が痛いといって病院に逃げればいいんだから、どんどん気楽にやればいいと思うぞ。じゃ、また来るから待っておれ」